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作陶家・伊東正明さんと、こぎん刺し作家・角舘徳子さんの「イロトパタン ~colors and patterns~」展が始まります!

10月1日(土)より、作陶家・伊東正明さんと、こぎん刺し作家・角舘徳子さんの「イロトパタン ~colors and patterns~」展が始まります!
陶器の伊東正明さんは、okebaの展示は合同展や、1年半前の個展でご存知の方も多いかと思いますが、今回は、人気の伊東正明さんと、こぎん刺しの角舘徳子さんの2人展という、今までの伊東さんの展示とは、まさに色やパターンの違う展示となります!

伊東正明さんは、湯河原で剪定したみかんの枝や葉の灰を使い、ご自分で作る釉薬で器を制作される、陶作家さんです。写真のようなシンプルなものが多いのですが、よく見ると、釉薬がガラス化した表情が美しく、生活に馴染みやすい器で人気の作家さんです。

伊東さんの器は、どのタイプもお料理を邪魔しないシンプルさを持ち合わせながら、和にも洋にも合い、それなのにとても存在感があり食卓をおしゃれに演出してくれます。
また、とても焼きも強く丈夫なので、私も毎日伊東さんの器やカップを使わせていただいておりますが、とても使いやすいと実感しています。
 
そんな人気作家の伊東正明さんと、今回コラボしてくださるのが、こぎん刺し作家の角舘徳子さんです。
 角舘さんは、こぎん刺しの産地でもある青森県ご出身の作家さんで、大学の卒業制作でこぎん刺しと出会い、モドコ(こぎん刺しの基本模様)の美しさに魅了され、およそ2年の会社勤務の後、2012年に作家として独立されました。
こぎん刺しといいますと、どこか堅さもあり、東北の厳しい冬を乗り越えるために生まれた厳格さのようなものも感じますが、角舘さんの作品は、そこに春のような柔らかさを感じる作品です。
 
角舘さんは、こぎん刺しに使われる糸をご自分で採取した植物で染めていらっしゃり、その選ぶ色合いとモドコの組み合わせなのでしょうか、とても柔らかいやさしい風合いを感じます。
 
そうした、きちんとした手仕事の中に、どこか柔らかさや融通の利く優しさを感じる作品という部分がお二人の共通点のかもしれません。
そんなことを無意識に感じていたのか、ぜひ、お二人に展示をしていただきたいということになり、今回の展示が実現しました!
 

伊東さんの作品も、人気の定番から、前回の個展ではなかった新色も並び、角舘さんの作品を少し意識したラインナップもご覧いただけます!
 
角舘さんのこぎん刺しのマットやコースターなどに、伊藤さんの器がまた絶妙な相性なのです!
 
ぜひぜひ、器とこぎん刺しをいろいろと組み合わせてご覧ください!
ご来店、お待ちしております♪
 
また、会期中の10月2日(月)は、お二人と、大のこぎんファンという建築家・渡辺絵梨さんをお迎えして、3人のトークイベントを行います!
こちらは、お席があと数席となりましたので、お早めにお申し込みください!
 
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◇伊東正明(陶器)・角舘徳子(こぎん刺し)展示会
「イロトパタン colors and patterns ~みかん灰の器とこぎん刺し~ 」

2017年10月1日(日)~15日(日)
平日11:00~17:00  土日祝日11:00~18:00
定休日:会期中無休

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◆ギャラリートーク「こぎん刺しの話をしましょう ~自然のチカラ、人の知恵~」

2017年10月2日(月) 13:30~15:00
定員10名 参加費:300円 ※オリジナル冊子付
要予約

※ご予約・お問い合わせはokeba gallery&shopまで
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【profile】

●角舘徳子
 大学の卒業制作でこぎん刺しと出会い、モドコ(基本模様)の組み合わせや展開次第で無限に模様ができるおもしろさと、ストイックな幾何学模様に魅了され、およそ2年の会社務の後独、20121月に独立
 伝統の美しい技術、こぎん刺しを身近で感じられるようなものづくりを目指しています。

 
●伊東正明
 7年間の出版社勤務の後、陶芸作家の元で2年間修行。2003年独立。釉薬の原料に、みかんの枝葉灰を使用した器の制作に没頭してきた。月に1度のペースで、ギャラリー、デパート、専門店や雑貨店などで作品展を精力的にこなしている。



●渡辺 絵梨
 民藝好き・こぎん刺しファンの建築家。mujina設計室+木工房を開設し、夫婦でスプーンから家具、建築まで、生活にまつわるあれこれを設計・製作しています。こぎん刺しの奥深い背景を知り、美しいだけでないこぎん刺しの魅力にはまる。
 
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staff村石(わ)