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暮らしの教室特別教室 インテリアスタイリスト石井佳苗さんにきく「自分で作る自分らしい暮らし」レポート☆

2月の特別教室は、インテリアスタイリスト・石井佳苗さんをお招きして、熊澤酒造mikichi wurst cafeにて開催しました。「自分で作る自分らしい暮らし」というテーマの下、石井さんのご自宅をスライドでご紹介いただきながら、セルフリノベーションされた体験談などをお話しいただきました
 
 

お話しは、まずどういった経緯で今回熊澤酒造で講演して頂くことになったかというところから。
実は、とある古道具屋さんで、熊澤社長がいいな!と思うと売れているものが、石井さんの売約済みのものということがとても多く、どういう方なのか興味を抱いたのがきっかけということでした。
石井さんも、時間を見つけてはご自分の好きなものを探しに、古道具店や雑貨屋さんに足を運ばれるのだとか。
いつも色々な場所にアンテナを張って足を運んでいらっしゃるということが伺えました。
お住まいなども、「インテリアをコーディネートする」という意識よりも、「好きなものものに囲まれて暮らしたい!」という気持ちが形になった、とお話しされていました。
まず初めに見せて頂いたご入居前のお住まいは、本当に今の様子を全く想像することができないものでした。

そこから、1つ1つ、こだわり抜いて石井さんのリノベーションが始まり、今では想像もできないお住まいに生まれ変わっています。
たくさんのリノベーションの体験談の中で印象的だったのは、リノベーションの真っ最中に旅行で行かれた台湾で見た窓が気に入ってしまい、その窓のデザインを取り入れたなどのお話し。突然やってみたいことをやれてしまえるのも、セルフリノベーションのいいところです!と仰る姿がとても楽しそうで、リノベーションを心から楽しまれていることが伝わりました。
また、空間の中にどのように光を取り入れるのかが、生活も左右するとても重要なポイントということを何度も強調していらっしゃいました。例えば、石井さんの浴室などは本来あまり考えられないデザインなのですが、壁の上の方に光を入れる窓を設置されていて、それが本当にやってよかった!と仰っていました。
そういったところから、既成にはとらわれない発想を取り入れることも重要ということが伝わりました。
お店に足を運ばれて様々なものや情報に触れていらっしゃるのももちろんですが、ネットや雑誌などで自分がいいと思うイメージなどを切り抜き、スクラップブックにすることもおススメということ。自分のイメージを固めるのは勿論、大工さんなどにイメージを伝えたいときにも役立つということでした。
1つ1つのお部屋、道具、素材などに対するこだわりがとても感じられ、それを諦めないこと、できないと思わずにどんどんやってみることが自分の空間を実現するために必要不可欠だということが感じられました。また、それは終わりがなく、また変えてみたい、こうしてみたいと思ったことを次々に楽しむエネルギーを持って、楽しむことが大切なのだということが伝わり、自分も少しずつでもやってみよう!という気持ちになりました。
石井さん、ありがとうございました!


[暮らしの教室から 3つの質問]
■石井さんのターニングポイント
インテリア関係の仕事をすることになった時、自分の家を持ったり、自分の好きになれる場所を持てた時。
■幸せのモノサシ
猫とボーっとしている時、好きなものに囲まれている自分の家で過ごす時間。
■これから望む社会
インテリアのお仕事をしていると、沢山の人が素敵な生活を提案しているのですが、提案している側の人たちがヘトヘトになり、そういった生活が出来ていないなんて言うことも‥みんなが時間や心にゆとりをもって幸せになれる社会

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staff村石(わ)