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3月, 2021の投稿を表示しています

4月2日からRitmo始まります!

黒田真琴 [ 帽子作家&写真家 pajaro店主 ] × 小原聖子 [ 金工家 ]              お二人ともokebaオープンから常設させていただいている作家さんです。 黒田さんの展示が延期となり、小原さんとお友達ということもあり今回初めてのコラボレーションの展示となりました。 黒田さんの帽子に小原さんのアクセサリーをコーディネートした普段ではご覧いただけない展示になります。 『Ritmo』 二人の刻む軽やかでありながら野趣のある「リズム」をスペイン語で「Ritmo」の文字に込めて。黒田真琴と小原聖子によるコラボレーション帽子。その名もコラ帽!! 黒田さんの素材感のある帽子に合う、手紡ぎ手織りの古布など、小原さんが好きな素材を使い手縫いで仕立てて真鍮と組み合わせています。 帽子に巻いた布の帯や紐は取り外し、シンプルな帽子+アクセサリーとして楽しんでみても。 コットンやリネンなどを編んだカラフルな帽子や、世界を旅して切り取ったモノクロ写真、真鍮のアクセサリーや錫のバングル、帽子を掛けるのにもぴったりなフックなど、それぞれの作品も並びます。 黒田真琴さんは帽子作家であり写真家でもあります。 帽子は一つ一つ旅をして集めたビーズや布、ボタンなどのパーツなどを使用して編んで作るもの、縫って作るもの、昔の木型に入れて作るものと様々な手法で制作される一点もの。 コットン、リネン、和紙、竹をはじめ、籐のつる、ラフィアなどを組み合わせて使用しています。かぶるといつもと違った雰囲気になるのも帽子の楽しいところ、旅を感じさせるものだったり、かぶった人の心が弾むようなものを意識してつくられているそうです。        写真は旅先の空気を拾い集めるように、モノクロ写真を撮影しています。フィルムで撮影し、手焼きで現像されています。 カラフルな帽子とは対照的な表現ですが、「旅」で繋がった大切な想いを表現されています。 熊沢酒造敷地内cafeの地下にも黒田さんの写真が展示されています。 小原聖子さんは金工家でアクセサリーやオブジェなどを制作されています。 作品はどこかの文明や民族の古い装身具のような、時や国を超えた神話的な佇まいがあります。 真鍮をメインに金色のほか、白や緑青色で古代の遺跡から発掘されたようなロマンチックな質感と、無国籍なアニミズムともいえる形状は、身につける

暮らしの教室が開催されます

  第103回暮らしの教室 考古学研究者・富永富士雄さん講演会 次回の暮らしの教室は、茅ヶ崎考古学の第一人者・富永富士雄さんをお招きしています。 茅ヶ崎と考古学?これ自体余り結びつかない方も多いのかもしれませんが、茅ヶ崎は実は考古学界では近年の発掘調査によってトンデモナイ発見が相次いでいるのです。その胸の高鳴るような発見の詳しい内容や考古学というものがどのように私たちの生活に結びついているのか、というところをお話しいただこうと思います。  私たちの生活は何も無いところから突如として現れたわけではありません。私たちの足の下に古代の遺跡が埋まっていると言っても、目に見えていなければそれを実感することもないでしょう。けれど古代文化は、私たちの生活を何万年も遡ったところから確実に繋がっているのです。目に見えないからといって知ろうとしないのは、あまり に空虚な気がします。  また、地殻や気候の変化がその土地の文化を形成してきたことも考古学によって明らかになります。そこに確かに、人間としての知恵を使って対応してきた祖先たちとの繋がりを感じ取れるでしょう。それを知ること で今の私たちの生活文化の成り立ちを感じとっていく、そういった見方で考古学を自分の生活に持ち込んでも良いのかもしれません。  熊澤酒造で水田を広げるプロジェクトを始めたきっかけのひとつも、茅ヶ崎という土地には、考古学的に観ても稲作が盛んに営まれてきた歴史があるということからでした。それだけこの土地にはポテンシャルがあり、それを続けていく懐もある。そしてそれを未来に繋げていけたら。現在だけを観ることが今を生きるということなのか、忙しい毎日を送っているとそんな疑問も湧き起こります。過去も未来も現在から想像出来ること。それが豊かに今を生きることのような気がして、田んぼプロジェクトを開始しました。そのきっかけのひとつになった茅ヶ崎の考古学を是非皆様に聞いていただきたいと思います。この機会に、茅ヶ崎で一体どんな生活が営まれてきたのか、古代に想いを馳せてみませんか。     暮らしの教室特別教室 2021 年 6 月 13 日(日)開催! 富永富士雄の「ブラモキチ的茅ヶ崎の考古学」 ------------------------------------------- 開
第100回 暮らしの教室 特別教室 新商品クラフトジン白天狗 発売記念 「薬草園蒸留所MITOSAYAの話」レポート 暮らしの教室は今回で100回を迎えました。熊澤酒造100年振りのクラフトジンを発売するプレ試飲会+蒸留所見学と蒸留家の江口宏志さんの講演会が催されました。江口さんは千葉にある薬草園跡地で「MITOSAYA」という蒸留所を営んでいらっしゃいます。 創業150年の熊澤酒造では、100年前に蒸留酒を作っていたこともあり、ベースのお酒を蒸留したクラフトジン、「白天狗」を販売することになりました。 講師の江口宏志さんは15年出版関係のお仕事をして作家さんたちと触れ合い、何か自分にも表現できることがないかと探しているうちに嗅覚を失ってしまう人の本ととジンというお酒に出合い、お酒で沢山の表現ができることを知り、蒸留の世界にのめり込んでいったそうです。 お酒を創った人に会いにドイツへ渡り、そこで生活とお酒造りが無理なく全部繋がっていることを目の当たりにし、そのような場所を日本に創ろうと条件の合う場所をさがしていたところ、現在の千葉の薬草園跡地に辿り着いたそうです。 蒸留の仕事は適切な材料を適切な時期にひたすら採集することに尽きるので、沢山の良質で豊富な材料が生える場所を求めていたと言います。そんな場所で現在は「何を作ったらお酒にしてくれる?」と農家さんから引く手あまただという江口さん。発売後直ぐに売り切れてしまう程の人気の蒸留酒を作り出しています。 農家さんからだけではなく、「自分たちで収穫したものをできるだけ使う」というMITOSAYAさん。休耕田の田んぼを借り受けてライ麦を作ったりもされています。MITOSAYA=実と鞘(みとさや)どちらも使うということから付けた名前だそうです。作る場所とかかわる人を増やしていくことで、その場所で循環できる自然で無理のないサイクルを作っていくということを大事にされているように感じました。熊澤酒造も現在自社の田んぼを増やして酒米を自給していくという「酒米プロジェクト」に取り組んでいるので目指す未来図が似ている気がして、とても参考にさせていただきたいお話が沢山ありました。 恒例の3つの質問です。ターニングポイントはどこだったのか。誰もやっていない道を切り開いているのに狙っている感じがしないという熊澤社長の疑問に、狙っていますと笑って

3/17(水)より丹羽健一郎さん 個展『丹羽の手仕事2021』を開催します。

 3/17(水)より丹羽健一郎さんの個展『丹羽の手仕事2021』を開催します。 okebaの常設作家でもある陶芸家 丹羽健一郎さんの展示が始まります。 料理や草花が引き立つ、暮らしの中に溶けこむ丹羽健一郎さんの作品。 形も種類も様々で思わず使ってみたくなります。 自動車デザインの仕事から、うつわ作家になられた丹羽さんならではの感性で表現された作品たちは、どの器もシャープでデザイン性があり、お料理やテーブルコーディネートをセンス良く彩ってくれます。 私も使わせていただいてますが、丹羽さんの器に盛ると料理がおいしそうに見えて、さらに食卓が素敵になるので、特別な気分に浸ってしまいます。 パスタ、サラダ、和食、洋食どんなお料理にもハマるので使いやすいのも魅力です。   丹羽の手仕事2021では、今まで常設作品ではなかなか見られなかった作品たちをご覧いただけます。 耐熱対応の少人数でも気軽にお使いいただけるkuro gama,kuro nabeシリーズや、お家の時間を快適に心地よく過ごせるようなペンダントライト、花活け、香立てなどなどを制作してくださいます。 定番のプレート類やサラダボウル、新作のdon-bowlも! 名前だけ聞いても、どんな形なのか楽しみな作品たち。 主に黒の釉薬でシックに魅せてくれるそうです。 「コロナ禍、不自由な生活に癒しや潤いを感じていただける作品を展示したい。 まだまだ平静の生活には程遠い時期ではありますが、ご高覧頂ければ幸いです。」とおっしゃっていただいています。 いつもと少し違った側面から丹羽さんの手仕事を垣間見れる展示になりそうです。 お気に入りの皿を手に入れると、どんなお料理をのせようか、他のどんな食器とあわせようか、楽しい考え事が増えますね。 そのような暮らしの楽しみも味わっていただきたいと思います。 是非お楽しみに。 ____________________ 丹羽健一郎『丹羽の手仕事2021』 会期:2021年3月17日(水)- 31日(水) 営業時間:11:00~17:00 会期中無休 最終日~16:00まで  ____________________ 引き続き、お客様とスタッフの安全を考慮いたしまして以下の対策を行っています。 お客様にご協力いただくこともございますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。 【感染拡大防止のた