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10月, 2021の投稿を表示しています

2021年11月3日(水・祝)- 11月15日(月) gunung 個展

11月3日(水・祝)よりアップサイクルクラフト作家 gunungさんのフェアを初開催いたします。 タイヤ、チューブなど、本来捨てられてしまう廃部品を素材として見つめ直し、新たな価値を産み出す、アップサイクルなものづくりを目指している「gunung」 タイヤのチューブ、消防ホース、使われなくなった建材など、廃材をメインに様々な素材をデザインの力で蘇らせて魅力的なアイテムに生まれ変わらせています。 熊澤酒造の湘南ビールの材料として使用しているモルトをいれる袋を使い、オリジナルエコバッグを作っていますがこちらもgunungの作品です。 ひとつひとつ丁寧にミシンで仕上げてくださっています。 オンラインショップはこちら カラフルなバリエーションを揃えたブックカバー、カップスリーブ、チューブを使ったキーホルダーやリップホルダーなど、実用とデザイン性を兼ね備えた生活に「小気味よさ」を加える定番品をたくさんご用意して下さる予定です。 また昨年好評だったウールのマフラーも展開します。 gunungさんの「もったいない」は、使わない素材を何とか使うというものではなく、 こんなに面白い素材を使わないなんて「もったいない」という意味に違いありません。 今年はどんな素材を使って、どんな作品をお持ち頂けるのでしょうか。 ぜひお楽しみに。   ___________________________________ gunung 個展 2021年11月3日(水・祝)- 11月15日(月) 11:00 - 17:00 最終日16時まで ___________________________________

11月3日(水・祝)-11月30日(火)さわれる景色 植田佳奈

11月3日(水・祝)より陶芸家 植田佳奈さんのフェアを初開催いたします。 誰も見たことのない、土での質感表現を目指す植田佳奈さんの作品。 石ころが長い時間をかけて水の中を転がり、形がすこしずつ削られていくさまや、動物の毛並みの流れ、蚕の繭の肌理(きめ)など、自然物が出来ていく過程や質感や模様がどのように構成されているかを観察して作品に落とし込み制作されています。 釉薬を使う表現は殆どなく、野焼きや漆を施したり単純な装飾技法を扱い、土そのものが持つ可能性を探っています。 彼女の代表作である象嵌の作品は、象嵌(ぞうがん)という伝統的な手法を陶に用い、彫られた文様が施されています。 気が遠くなるような工程を経て、彫りあがった作品は、つい虫眼鏡で細部まで見たくなるような繊細で精巧な模様の美しさが際立っています。   今回のフェアでは象嵌シリーズのオブジェ、石ころオブジェシリーズ、一輪挿しなどを展開予定。 また、今回は初めてアクセサリーを制作してくださいます。 今まで用途のあるものを創らなかった彼女が装飾品に挑戦します。 ・象嵌一輪挿し 白くてきめ細かい半磁土を使用し、粘土が柔らかいうちに道具で線や点を刻み込み、規則的な並びの点や線で全体を覆っています。 線や点の太さ、大きさ、並び、道具を変えることによって様々な質感がつくられています。 凹みの部分に呉須(ゴス 器の絵付けの材料と同じもの)を入れることにより、線や点と白い土の色にコントラストが生まれています。 ・多孔質作品 メラミンスポンジに泥状にした粘土を染み込ませて焼成するとスポンジは全て焼き飛び、スポンジにまとわり付いた粘土だけが残ります。スポンジの質感そのままに軽く、細やかな気泡があり、手捻りやロクロでは作れない形や質感になっています。 ・練り込み素焼き石ころ 違う種類の土を混ぜて低温で焼くことにより低い温度ならではのやわらかい雰囲気の質感に仕上がっています。吸水性があるため水でぬらすと表情がかわり、乾くと元に戻ります。汚れた場合は紙やすりで削り、洗うと綺麗になる石ころの作品は、石を磨くような作業が楽しめます。 ・陶片練り込み作品 石ころや一輪挿しは、制作時にヒビが入ってしまったものなど捨てられるはずの作品を細かく砕き、その陶片を土に混ぜてつくったもの。土と陶片の焼成時の収縮による歪みで意図的に入ったヒビが印象的な作品

10月16日(土)-10月31日(日) 「あの街の風景」

  「あの街の風景」 岡村朝子&Jun Sasaki 2021.10.16 - 10.31 赤い落ち葉が多くなり、木々も寂しくなってくる季節となりました。 秋の到来とともに落ち着いたノスタルジックな雰囲気の展示が始まります。 お二人とも独特の静かな空気感が魅力な作家さん。 その静けさとほのかなあたたかみは、どちらの作品にも似たものを感じます。 今回の展示のタイトルは「あの街の風景」。二人が思い描く、架空の「ある街」をそれぞれの技術を使い表現します。 岡村朝子さんは陶器で立体の街を作成したり、陶板に街の情景を描いたり。 JunSasakiはインクとペンで街描いた絵画の新作をお披露目します。 「夕暮れの街」と「夜の街」をそれぞれの思い描くノスタルジーなエッセンスをのせてokebaの空間に体現してくださいます。 また、この展示に合わせてご制作いただくアイテムも見どころ。 岡村朝子さんは「夕暮れの街」というテーマから、新作の『akane(茜)』をお披露目します。 茜色に焼けた空の街や、ピンク色に染まる家と塀……。どこかもの悲しいその雰囲気に目が離せません。 その他にも毎年の企画展で並ぶ家のオブジェですが、今回のオブジェは大小さまざまなサイズが展開されます。 一つ一つ形も大きさも違う家が並ぶ様子は、小さな街が広がっているよう。 そのお家は選んで頂いた後、購入する事が出来ます。 お気に入りのカラーや形を探してみて下さいね。 JunSasakiさんは紙雑貨を中心としたアイテムが並びます。 「冬が好き」という、画家兼イラストレーターであるJun Sasaki 。代表作の”冬の絵”と、今回のテーマである“街”を中心とした絵画の新作をご紹介します。 インクとペンで描く、線を生かしたスタイリッシュな絵画をあしらって、自身の手で作る紙雑貨などもご用意いたします。 冬を題材としたイラストは、見ていると冬の冷たい風が肌で感じられるような錯覚に襲われます。 今回は小さな額に収まるイラストも登場します。手に取りやすく、小さくともしっかり存在を主張するイラストは必見のアイテム。 JunSasakiさんから、展示へ向けてのメッセージを頂きましたのでご紹介いたします 今回の展示では、2人が思い描く架空の「ある街」をテーマに、ジャンルの違う2人が作り出す、 それぞれの個展ではできない展示にしたいという思い