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『ITTEN-MONO』 -つくり人の住む街- 始まってます&お知らせ☆

本日は、台風の影響で、敷地内のレストランは夕方からの営業となります。
なお、okebaとベーカリーは通常通り営業しております。
お越しの際は、交通機関運行・道路状況に十分お気をつけ下さい。

okeba付近は、雨も収まり穏やかな天気になってきました。
10月2日(木)より5人のつくり人(作家)と古道具「もののめや」の展示『ITTEN-MONO』が開催しております。


この空間に一歩足を踏み入れると、そこは「itten village」。

あるひとつのストーリー
私たち6人は、この地球上のとある街で「いってんもの」を作って生活をしているつくり人です。街には多くのつくり人が住んでいて、各々が自分の得意な分野で腕を振るい、こつこつとものづくりに励んでいます。
つくり人がつくった「いってんもの」は、周辺の街の人々の生活を支えていて、週末ともなると、街は買い物をする人でにぎわいます。そしてまた、つくり人も周辺の街に生活に必要な買い物に出かけます。
私たちつくり人の住む街と周辺の街は、持ちつ持たれつのウィンウィンの関係なのです。

今回の企画では、上記のようなストーリーを設定して各作家が制作に入りました。まるでほんとうにつくり人の街の住人のような気分で。そして、こんな理想郷のような街があれば、どんなにか楽しいだろうかと夢想したりして、つくり手の気分も上がるというものです。
また、タイトルの「ITTEN-MONO いってんもの」とは、個人作家の手から生まれる作品一つ一つのことをいいます。人々の暮らしを支えてくれるもの、お出かけの気分を上げてくれるもの、心に喜びを注いでくれるもの。
私たちがつくる「いってんもの」は皆さんに贈るオーダーメイド品といってもいいかもしれません。

「ITTEN-MONO いってんもの」ごあいさつより

さて、早速ここに住むつくり人をご紹介しましょう。


まずは、陶作家 伊東正明さん。
湯河原でみかん灰のうつわを作り続ける伊東さんは、日々の食生活を支えるための器づくりを生業にしています。一つ一つ、手間とひまを惜しまず手作りで仕事をしています。
釉薬には、湯河原や近隣の特産であるみかんの枝葉を燃やした灰を使用しています。そうすることによって、食べ物が美味しくみえる色合いになるそうです。
今回は、普段のろくろ使いの作品の他に、手びねりで作られたこだわりのいってんものが並んでいます。



お次ぎは、うつわ作家 丹羽健一郎さん。
okebaでも常設作家としてもおなじみ丹羽さんの作品は、料理や草花が引き立つ、暮らしの中に溶けこむ空気のような存在のうつわを目指しています。
定番の黒シリーズのうつわも、今迄にないアイテムがずらり。今回は新作でトルコブルーのうつわも登場!つい手に取って見たくなるいってんものです。


続いて、木工作家 渦輪倫子さん。
工房Rokumoku代表の渦輪さんは、スプーンを作るために材料を得るのではなく、 『そこにある木』を活かせたら・・・という想いから、 身近な「お疲れさま」の木でカトラリーを中心に作っています。サイズも手
その他にもひとつひとつ丁寧な手仕事で作られたブローチやアクセサリーにも注目!つい可愛いーの言葉が出てしまいます。箱も手描きとこだわりのいってんものです。
是非お鏡に合わせれご覧下さい。



お次ぎは、ガラス作家 高山あす香さん。
主に酸素バーナーでホウケイ酸ガラス(耐熱ガラス)を用いて、吹きガラスの技法も使い
ガラスのアクセサリーや小物、キャンドルスタンドをデザイン、制作しています。
 今回は、翼を模したペンダントヘッドや、ブローチなどの作品が並びます。ボロシリケイトガラスという種類の耐熱、耐衝撃ガラスの作品は、色もとても複雑な発色をします。店内でみた雰囲気と光にかざした時の色が全く違います。あわせるお洋服によって表情が変化するアクセサリーなのです。色の組み合わせも様々。高山さんが在廊の日は、ネックレスの紐の長さもご希望の長さに仕上げてくれます。
これからの季節にもぴったりのアイテムです。自分用に、またプレゼントにもおすすめのいってんものです。


お次ぎは、okebaスタッフで苔玉作家の湯川です。
今回は、苔玉も苗のカタチにこだわった展示になっています。苔皿もすべて柄が違ういってんもの!是非苔玉と一緒に組み合わせてお楽しみ下さい。
また、苔玉の他にもサボテン鉢や、盆栽鉢作りにも挑戦しました。
会期中は、ほとんどの日が在廊しておりますので、お手入れ方法などいろいろとお気軽にお尋ね下さい。



最後は、同じくokebaスタッフで、温もりのあるくらしの道具屋 もののめやさん。
展示によって登場する古道具は様々。今回の展示も普段okebaに入荷してくるもののめやさんの古道具とは違ったテイストのモノをご用意いただきました。
時代を重ねてきたものだけあって、どれも深く味のあるものばかりです。是非、お気に入りのいってんものを見つけて下さい。

また、10月11.12.13日の3日間は、「もののめや」と「h.dヴィンテージ」によるミニ骨董市を開催します。こちらもお見逃しなく!
詳細はこちら

こちらの展示は、10月14日までの開催となっております。
是非皆様のお越しをお待ちしております♪

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◆ITTEN-MONO いってんもの -つくり人の住む街-
会期: 2014年10月2日(木)〜10月14日(火) 定休日なし
平日11:00〜17:00 土日祝11:00〜18:00(最終日 16:00)
◎10月8日(水)「ミニ苔玉教室」開催
◎10月11.12.13日の3日間は、「もののめや」と「h.dヴィンテージ」によるミニ骨董市を開催!

10月11.12.13日の3日間は、同じ敷地内で、毎年恒例の熊澤酒造オクトーバーフェスト2014も開催中です。
オクトーバーフェスト2014の詳細はこちら

※オクトーバーフェスト目的の方はチケットが必要ですが、ミニ骨董市や展示のみ見学の方は、チケットなしでも敷地内に入場可能ですので、その際はスタッフまでお知らせ下さい。

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staff 湯川