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10月, 2018の投稿を表示しています

gunungさんの個展[Trash 2 Treasure]がはじまります

okeba常設作家さんのgunungさんの個展が今年も始まります。 gunungさんご自身が身に着けるものや持ち歩くもののが 最近は軽薄短小の流れにあるとお感じになっているそうで ご用意くださっているバッグ類も”鞄”というよりも シンプルで軽快な袋物の構成のものを多いとのこと サコッシュを中心にシンプルでそして少し面白い gunungさんらしいバッグをお楽しみください。 そして今回の展示では お馴染みのチューブ作品ではなく 新たに革小物作品を充実させてくださっています。 お財布、カードケース、ポーチ等々 これまでオーダーのみ対応してくださっていた作品を 今回は実際にご覧いただけます。   さらにokebaでも普段人気のパンチカーペットのiphoneケースですが 新たに革のスマホケースが登場するそうです。 こちらはスライドパーツを使ってくださっているそうですので iphone以外の方でもお使いいただけますので どうぞお楽しみに。   gunungさんの展示は毎年ワクワクの溢れた展示となっています。 今年もぜひ沢山のワクワクに触れにいらしてください。 *********************************************  [Trash 2 Treasure] gunung exhibition 2018.11.2(fri)~11.15(thu) 平日  11:00~17:00 土日祝 11:00~18:00 最終日~16:00 会期中無休 ********************************************* staff 前田

伊藤由紀子さんの九谷焼絵付ワークショップ☆レポ

本日、伊藤由紀子さんによる、石川県の九谷焼の上絵つけで、オリジナルの鮮やかな小皿を作るワークショップが、mokichi wurst cafeで開催されました。 九谷五彩といわれる、赤、緑、黄、青、紫の和絵の具で、お好きな絵や模様を書いていきます。 この手順で作業を進めます。 ①紙にデザインを書く ②墨で下絵を書く(焼くと消える) ③黒か赤で線を描く ④色を塗る→乾かす . ③を黒の線にした時は④の色を線上に重なる感じにおいていきます。→⚠️色が重なっていないと、黒の線の色が出ない。 ③の線が赤の時は④の色が重ならないように塗ります。→⚠️色が重なると、赤い線が消えます。     先生があまりに簡単に、すごいスピードでデモンストレーションの絵を描いていくので、 「おー!!!」とびっくりしながらも、みなさん思い思いの絵を描いていました。 焼き上がりが楽しみですね。 ワークショップ後に、またokebaに戻ってきた方々は 『やっぱり先生はすごい!!!』と言っていました。 ワークショップ、楽しんでいただけたようですが、伊藤さんの繊細な絵付けのすばらしさと大変さを 体感できたと言ってらっしゃる方もいました。 伊藤由紀子さんの展示は10/31㈬までです。

暮らしの教室 大竹雅一さん講演レポ

「薪と畑とマウンテンバイク」     10 月 20 日(土) mokichi wurst café 地下 にて暮らし の教室が開かれました。 大竹さん自身の謎めいた存在が、始まる前から会場の雰囲気をざわつかせていました。みなさま「いったい結局何をやってるひとなの?」というところは同じ疑問点のようで、本日はそこを掘り下げていきたい、ということで始まりました!     まず大竹さんはどのようにしてマウンテンバイクのレジェンドになったのか。大竹さんは幼いころの写真を見せ、ここから物語がはじまったのだと語られました。 カブトムシを捕りたくて捕りたくてどんどん遠くにいきたくて自転車をはじめた幼少期。はまり込むのはいつのまにか自転車のほうにかわっていったと言います。はじめは仲間とともにサイクリングに出かけるも、休むとハイな気持ちが保てない大竹さんは、いつのまにかひとりになっていました。ハイペース、ハイスピードの大竹さんに周りはついていけず、脱落していったのです。 単独で走り抜く大竹さんの前に開いた世界は必然的に自転車レースの世界でした。実業団に入っていきなり 7 位を獲得するも、それまで只々楽しかった自転車の世界が、勝たなければいけないというプレッシャーにかわり、さらに過酷な練習によって大竹さんの身体が悲鳴をあげます。休んでは練習し、また故障しては休む、の繰り返し。その頃のことを振り返り、大竹さんは「強烈にいやだった」と語ります。   実業団時代。一番右が大竹さん。   何か結果を出さなければいけない。それもすぐに。そのプレッシャーは大竹さんの資本主義に対する疑問を抱かせました。この疑問は、後々そうではない生き方をしていくこととなった火種のように感じました。 レースを引退した大竹さんはアメリカへ赴きそこで本場のマウンテンバイクのプロレースの部品をサポートするポジションに就き、新しい境地が開けます。ご自身もレースに参加し、 まだマウンテンバイク自体が浸透していなかった日本の全日本選手権で入賞されます。この辺りが大竹さんがマウンテンバイク界のレジェンドと言われる所以なのでしょうが、大竹さん自身は、 「アメリカのコロラボ...

「tantan iroiro 」展 始まりました!

    tantan iroiro 伊藤由紀子さん(九谷焼)糸賀英恵さん(金工)小山祥吾さん(金属造形)3人による、 「tantan iroiro」展がはじまりました。確かな技術を持つ3人の工芸展は、九谷焼という煌びやかな世界観と金属のもつ重厚感と合わさり、まるで明治の文明開化の匂いを漂わせるシックでノスタルジック、そして華やかな展示となっています。   3人の仕事はそれぞれ違いますが、高い技術が合わさると、纏まった高級感がでるのですね。     小山さんの匙。フォルムが可愛らしくて置いておくだけで素敵です。       伊藤さんの九谷焼。細かい絵柄の描かれた作品。高級感漂う色合いです。「キリシタン九谷」の持つ独特な重厚感です。   淡い色の小皿にあしらったマリアをモチーフにしたアトリビュート。(象徴するアイテム) ユニコーンがマリアのアトリビュートだなんて、知りませんでした。模様にはそのように意味があるので、作家さんがいらっしゃるときは尋ねてみてください。     ブローチは初日から人気です。   糸賀さんの作品。純銀でつくられ、鍛金によってひとつひとつ作られた丁寧ながらふわっとした女性らしさも含む、ネックレス。   ピアスもひとつひとつがかわいらしくて、えらべません!! きらきらして、雪が光っているようです。       是非この機会に3人それぞれの手仕事を観にいらしてください。   ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「tantan iroiro」 伊藤由紀子(九谷焼)・糸賀英恵(金工)・小山祥吾(金属造形) 3人展   2018年10月18日(木)~10月31日(水) 会期中無休 平日:11:00~17:00 土日祝:11:00~18:00 最終日:16時まで +++++++++++++++++++++++++++++++...

九谷焼と金工作家の3人展「tantan iroiro」が始まります

  秋も深まってまいりまして、少し肌寒くなるこの季節から始まる素敵な展示をご紹介いたします。   okebaのクリスマス展などにご参加いただいていた九谷焼作家の伊藤由紀子さんと、金工作家の糸賀英恵さん、金属造形作家の小山祥吾さんご夫婦による3人展「tantan iroiro」が始まります。   九谷焼作家の伊藤由紀子さんは神奈川県のご出身なのですが、石川県で九谷焼を学ばれて、現在も石川にお住まいになっています。 今回はクリスマス展の時にもご好評をいただいていた「キリシタン九谷」というシリーズを中心にした作品をお持ちいただける予定です。 作家さんからコメントを頂戴しているのでそのまま掲載いたしますと、 「九谷焼は絵付けを楽しむ焼き物です。私は九谷焼の伝統技法を使い、古典的な絵柄を引用しつつ面白く自己アレンジしています。 今回は新約聖書をモチーフにした「キリシタン九谷」を中心に制作しました。 西洋の宗教絵画には「アトリビュート」という、登場人物や事柄を象徴するアイテム(持物)が描かれており、例えば「マリア → 薔薇、百合」などです。 それを九谷の古典絵柄と組み合わせて、染付けと上絵付けを駆使し色鮮やかに仕上げています。   一見は古典和柄っぽいのによく見るとアトリビュートがちりばめられているので、ぜひ手にとってご覧いただきたいです。」   とのことです。こちらのキリシタンシリーズの他にも鳥モチーフの可愛いカップや小皿などもお持ちいただく予定です。 伊藤さんには今回絵付けワークショップも開催していただくことになっております^^。 こちらは残席わずかとなっておりますので、お早目のお申し込みをお願い致します。     okeba初登場の作家さんを2名ご紹介いたします。まずは金工作家の糸賀英恵さんです。 今回の展示タイトル「tantan iroiro」のタンタンとは、金工の鍛金(たんきん)の頭文字から来ています。(鍛金とは金を叩くことを指す言葉です。) 糸賀さんは「純銀笹吹」と呼ばれる直径 2 ミリから 4 ミリ程度の球状の材料をひと粒ひと粒、金鎚で打つことでキラキラした鎚...

大竹雅一さん講演会のおはなし

暮らしの教室特別教室 大竹雅一さんの暮らし方 (「薪と畑とマウンテンバイク」)   そろそろ秋も訪れ、だんだんと冬への想いもちらつく季節となりました。 10月20日は暮らしの教室特別教室が開かれます。   今回の講師の大竹雅一さんは、マウンテンバイク界のレジェンドと言われていますが、 今回の講演ではいったいどんなお話しをされるのか、大竹さんからお話しを聞く機会がありましたので、少しだけお話ししたいと思います。     大竹さんは「薪はアート」だと言います。それはいったいどんな意味があるのか? マウンテンバイクとどう関係あるのか?   もちろんすべてはお話しできませんが、大竹さんが、涼し気な眼の奥に宿る炎を、点火させて語るお話は大変興味深いものでした。   木の種類は豊富ですが、大竹さんのこだわる種類のもの。 薪の良し悪し 炎の燃え方 ストーブの仕組み   などなど…。ストーブは大変、手がかかる…。すすが…。など、色々壁も感じてしまう方も、必聴です。大竹さんのお話を聴いていると、いや、いいですね!ストーブやりたいですね!薪から!と思います。   もちろんストーブのお話しだけでは終わらないのですが、大竹さんに共通している理念というか、生きる姿勢みたいなものは一貫してやはり流れていて、何に興味を持つかはその時々で違うのかもしれませんが、大竹さんの自然に対するアプローチの仕方がそこに現れているように感じます。 ご本人も何かのエキスパートになっているのは結果であって、その経過を楽しんでいるのだということをお話しされています。 その一貫したくねくねした道のりを10月20日に生で聴いていただけます。 大竹さんの感じる、現代の私たちが失ってしまった感性というものは何なのか?それを意識せずに持ち続けてきた大竹さんの生き方のお話しは、今を生きる私たちにとって、老若男女聴いたほうがいいな、と思えるお話しでした。 マウンテンバイクのお話しももちろんでますが、専門的なおはなしではなく、大竹さんが生きてきたうえでの伝えたいこと、それを中心にお話しされるそうです。 もちろん...