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11月 3 日(火)よりgunung「傍流礼讃」gununglife×アトリエか猫「彼と彼女の秋物語」の展示が始まります。

 ■gunung「傍流礼讃」 タイトルである傍流礼讃(ぼうりゅうらいさん)は「主流ではない存在や生き方を褒め称える」という意味。 okeba常設作家のgunung(グノン)の山本さんは、タイヤ、チューブなど、本来捨てられてしまう廃部品を素材として見つめ直し、新たな価値を産み出す、アップサイクルなものづくりをされています。 現在は自転車部品だけにとどまらず様々な素材で新しい商品を生み出しています。                        今回の展示ではバッグ系とマフラーが中心に展開してくださるそうです。 ずっとご要望頂きながらも、しばらく作る事が出来なかった自転車のチューブと帆布を縫い合わせたバッグを、シンプルで合わせやすい色使いでご用意していただいています。 マフラーは、これからの季節にぴったりのウール系の生地をパッチワークして制作されたそうです。 今回の展示に向けてgunung山本さんコメントをいただきました。 「昔から個性的なものや、変てこなものが好きな傾向がある。 自分自身のものづくりや生き方も一般的では無いし主流ではないと感じている。 もちろん伝統技術には感服するし職人仕事は尊敬する。 でも、よくわからないけどとんでもなく面白いものとかって、保守本流からはなかなか出てこない様にも思っている。 意図してそれを求めるのはマイノリティを気取ったただのへそ曲がりだけれども、 変な奴が変な事に大真面目に向き合って生まれるものは衒いの無い強烈な個性だし、それに強く惹かれる。 今時代は大きな変わり目、創作に限らず何事もメインストリームから外れた所から新しい事が始まるのでは無いかと思う。 自分がそこに居られれば良いなと思うけど、そんな事を意識してるうちはまだまだ程遠いんだろうな。」 いつも謙虚で真面目な山本さん。 山本さんは「これは僕の嗜好と願望で、作ったものがその様になってるかどうか、、」とおっしゃっていましたが 私たちはのgunungの作品を見る度に新しい発見や面白さをいつも感じています。 山本さんが強く惹かれている「衒いの無い強烈な個性を放つもの」それが、そのまま当てはまっていると私は思います。 枠にとらわれないgunungの考え方、モノの見方は、見る者の価値観さえも変えてしまう魅力を持っています。 新しい事が始まる可能性を秘めている作品たち。 今回の展

10月17日(土)からtanetane×矢原由布子「十二ヶ月の草花便り」がはじまります。

 10月17日(土)からtanetane×矢原由布子「十二ヶ月の草花便り」がはじまります。 四季折々、いろいろな姿を見せてくれる草花たち。 いつも目にする草花の色や形から植物の優しさや力強さを感じ、元気をもらう中で、愛おしさも増していきます。 そんな可愛い子たちをどうにか形にしたい表現したい、との想いが重なった矢原由布子さんとtanetaneさん。 「十二ヶ月の草花便り」と題して、絵、布、金属で、草花たちへの想いを表現してくださいます。 イラストレーター、絵本作家として活動する傍ら、普段からたくさんの草花を描き、様々な草花の表情をとらえた愛らしく細やかな消しはんを制作する作家でもある矢原由布子さん。 今回の展示でもいつにもまして草花に向き合い、絵を描き、消しはんを作り、草花たちの形を表現してくださいました。 今年からokebaの常設作家として参加してくださった草木染めの洋服や、彫金アクセサリーを作っているtanetaneのお二人は、普段染めないような草花を実験的に染めてみたり、草花の形を追ったアクセサリーを作ったり、、新しい挑戦をしてくださったそうです。 もちろん、草木染めをした布からつくる秋や冬にぴったりの洋服やバックもご用意してくださっています。 なんと3人の出会いはokebaでした。お互いの作品や、人柄などに惹かれ意気投合してこの企画が実現しました。 展示をとても楽しみにしてくださり、企画内容の連絡を、約1年以上もお互いにお便りを送り合い文通しながらしてくださっていたそうです。 なんだかとってもお三方らしい優しいやりとり。そんな行いからも、いつも素敵なものを生み出しているのだろうと感じます。 この3人だからこそ出来た作品もたくさん並びます。矢原さんの白黒の世界に、tanetaneさんのやさしくもあたたかい草木の彩りが重なり合い、3人でしか表現できない空間を楽しんでいただけるはず。 草花愛の詰まった展示会です。 ぜひご覧いただき、草花と出会うきっかけとなればうれしいです。 以下お三方の想いと主に商品の一部をご紹介させていただきます。 ●カレンダー(矢原 由布子×tane tane) tanetaneのおふたりと12ヶ月の草花を考え、図を起こし、消しゴムを彫って版を作りました。草花の図版は、一枚一枚、手で押して制作しています。 12ヶ月それぞれ、その草木で染めた布