2019年2月25日月曜日

「暮らしの中に取り入れた古いものたち。」展が始まります

3月の前半の展示は、革ものとアクセサリーの竹沢むつみさん(salikhlah.)とイラストレーターのJun sasakiさんの2人展となります。
3年前に展示をしていただいてから、また是非展示を!とお願いしたのがその1年も経たないくらいの時期でした。
およそ2年とちょっと前からお2人で展示をして頂くことが決まり、「時間をかけて展示に向けて制作したい!」と仰っていただき、これまで古いものを集めたり、展示に向けて準備を進めて下さいました。

木の積み木、木製のお盆、ボタン、何かの金具・・
これを使ったらこんな作品ができそう!と楽しく収集している様子を見ながら、きっととても楽しい展示に違いないと会期が近づくに比例してワクワクが増していました。
お2人が収集したものに合わせて作品を制作してくださるので、今までに制作されていたものとは違いもあり、1つ1つが他にはない1点モノの作品となります。

会期に向けて制作も進み、展示もいよいよ間近となりましたので、一部作品の写真をお披露目です♪
 
竹沢さんは、革もののパーツに古いものをあしらったり、金属の作品と絡めたり・・
革も、今回初の素材も使用していただいています!ブルーの革の作品が初お披露目。
とてもシックですが存在感のある作品になりそうです。
 

金属の制作もされるので、古い試験管にオリジナルの金属を取り付けた一輪挿しなど、この展示ならではの作品も並びます。
 
 




Jun sasakiさんは、前回の展示では絵は額装したものの展示でしたが、今回は集めた古道具に描いたり、絵と古道具を組み合わせたりの作品だそうです!

写真は、積み木に直接絵を描いた作品。
普通の平面の絵とはまた違い、立体感や物自体の存在感も手伝って、とても楽しい作品が並びそうです。


前回とても好評でした、佐々木さんの紙雑貨も合わせて並びますので、そちらもお楽しみに♪


ぜひ、熊澤酒造の入り口のミモザもきれいなこの時期に、楽しい展示へ遊びにいらしてください。
お待ちしております!


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絵を描いた 木製の四角形や三角形は

昔、こどもたちが遊んでいた積み木

 

革のお財布に付けたパーツは

昔、洋服についていたボタン

 

白く塗った箱は

おそらく、 枡

 

お花を活けたガラスの試験管は

昔、実験か何かで使われていたのかもしれない

 

 

この展示が決まった2年程前から

役目を終えたひとつの古いものを、素材として集めて

JunSasakiは絵と。

竹沢むつみは革と、金属と 組み合わたものを作りました。

 

ひとつひとつのものに、もともと何だったのかを

ちいさなタグに書き留めましたが

もともと何だったのか、分からないものもたくさんあります。

 

元々どんな場所で どんなものに使われていたのか

想像しながら みていただけたら嬉しいです。
 
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「暮らしのなかに取り入れたふるいものたち。」
 
・竹沢むつみ 革ものとアクセサリー(salikhlah.)
・Jun Sasaki      絵描きとイラストレーター
 
2019年3月2日(土)~3月15日(金) 会期中無休
平日11:00‐17:00 土祝日11:00-18:00(最終日15:00)
 
《作家在廊日 3月2日、3日、9日、10日、15日》

 
展示の様子は、okebaのInstagramをご覧ください↓↓↓
 
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staff村石(わ)
 



2019年2月23日土曜日

2019年ギャラリー年間スケジュールができました。

日頃よりokeba gallery & shop をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
今年も2019年4月~2020年3月までの新しい年間スケジュールが完成しました。
3月頭には店頭にてお客様にお渡しできる予定です。



毎月の展示やフェア、また熊澤酒造の年間の大きなイベントも少しご紹介しております。



裏面は、okebaの歩みや店内のご案内やokeba常設作家さんの情報も掲載しております。
是非、お手に取ってご覧ください。

今後ともokebaをよろしくお願い致します。

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staff湯川

2019年2月22日金曜日

暮らしの教室 伊藤恵さん講演レポ

~照明デザイナー伊藤恵の光の足跡~

「灯から見えるヨーロッパと日本の暮らし」トークショー レポ

 
2月16日(土)mokichi wurst cafeにて照明デザイナー伊藤恵さんの講演会が開催されました。
伊藤さんは熊澤社長の奥様の幼馴染のお友達だそう。照明マニア(?)の社長としては、照明デザイナーと外国で第一人者として活躍されてる方なので、興味深々です。
伊藤さんは幼少期は日本の鎌倉で過ごされるのですが、ドイツ生まれながらドイツ語が出来ないのが嫌で、ドイツ語圏のウィーンに91年から渡欧されました。高校の時は絵を描いていたが、御自分でおっしゃられるには自分は絵が下手だったので何によって自己を表現するか迷っていたそうです。建築家のお父様の勧めでウイーンの美術大学に入学されましたが、語学ができなくてさぼり気味だったと、今のお忙しい生活からは垣間見えないおおらかな一面もあけすけにお話しくださいました。そんな時に、まだ在学中にシルクスクリーンでランプを作られ、着物の生地やパターンを使った日本というオーストリアにはなじみのない国の文化を取り入れた表現をしたところ、たくさん売れるようになり、今ではウイーンで大活躍の照明デザイナーになられたということでした。
 
 
 
 
伊藤さんの作品を順繰りにみせていただいたのですが、日本をあからさまに主張した作品というわけではなく、ラブレターや竹、カーテンの紐など、身近で、でもまさか照明に使うとは思いもよらないものや、斬新な使い方をされたり、どこかエキセントリックな魅力があるのだと感じました。アーティスティックで奇抜だから受け入れられているのかというとそうではなく、伊藤さんは光の当たり方を性別やそこにあつまる人種、性格、用途など様々な方面から観察して、考察してそこが一番善く見えるように、最善の方法を考えた結果がこのようなデザインになっている、
ということが伝わってきます。ただ奇抜なアートではなく、そこに居る人に寄り添っているから、とても身近に感じるし、長くそこにあって欲しいと感じる。それが、伊藤さんの照明の最大の魅力なのではないか、と感じました。
 
 
「そこに居る人がどういう人なのか、生活スタイルや性格などからアイデアを出します。」
 
「自分の作品はクラシックでもありたいし、モダンでもありたい。性格がそうだから作品もそうなるのかもしれない。長いスパンで使うものだから責任がある。半永久的なものをつくりたい」
 

 
 
と話す伊藤さん。長い時間軸でみた作品をつくるという心構えも感じました。そういったものは現代アートのような一過性のスピード感を感じさせるものとは違い、安心感もあり、それは生活の道具としては欠かせない有り方のような気もしました。
 
こちらはブルグ劇場という老舗の劇場にあるバーの照明。どの席でも光がまんべんなく当たるように横長に設計された照明。斬新だが老舗の雰囲気を損なわない、細部に気配りの届いた灯りです。
 
そんな伊藤さんも有名になっていくにつれ大きな仕事を任されるようになります。
なんと、ザッハトルテで有名なザッハホテルでのお仕事も任されます。
 
 
ザッハホテルは1876年創業の140年の歴史を持つ老舗中の老舗。それを日本人である伊藤さんに任されるというのは大変名誉であるとともに大きな責任が伴います。この時の苦労を想いだしたのか、泪ながらに語っておられました。
ともあれ老舗の有名ホテルの照明を手掛けたとあって、伊藤さんの照明デザイナーの地位は確立されたわけです。
 
 
ザッハホテルでの2回目の仕事の話になった時に、照明は建築と切ってもきれないという話題がでました。日本では電気工事→工事→照明取り付けという順番行うのですが、これだと照明を取り付けた時点で気に入らない部分があっても変更が効きません。伊藤さんはアーキテクトとの関係をとても大事にしていますが、ウィーンでは相談しながら、変更しながら作業ができると言います。その辺りの日本とウイーンの照明に関する重要度の違いは、照明デザイナーの重要性を認識している工事の進め方や、先ほど出た「半永久的なものを」という価値観の違いなどにも現れているようです。ウイーンでは、1600年頃から残っている家など当たり前で、長く使うという感覚が浸透しているが、「日本は地震があるからかしら?あまりそういう感覚が無いみたい。どうですか?」と逆に質問されていました。
 
 
確かに自然現象によって長く続かない、という感覚が身に染みているかもしれませんが、一見合理性を追求したように見えて、単に利益しか考えないような薄っぺらいもの創りの在り方が日本をそのような国と認識されてしまうのは残念なので、見習いたいところだと感じました。只、実際地震に関してはなかなか半永久的にとはいかないと思うので、日本独自のアーキテクトの在り方もあるのだろうと、とても勉強になりました。ご自分の目指す作品の在り方と、欧州の持つ価値観がマッチしているという環境なども伊藤さんにとって追い風になったのかもしれません。子育てをしながらの照明デザイナーの地位の確立は大変な苦労が想像できますが、ウイーンと日本では働き方などの違いがあるのか、そのあたりも聞きたいところでしたが、今回は惜しくも時間切れと相なってしまいました。欧州は近年注目も高まってはいるものの、お互いまだまだ遠い国同士であるように思います。そんな遠い国で日本人女性が活躍しているかと思うと、それだけでウイーンが身近な国になった気がします。お互いの文化の真ん中にいる伊藤さんの活躍を今後も期待していきたいと思ったところで講演会も終わりに近づきます。さて、恒例の3つの質問です。
 
  • 人生のターニングポイントはいつですか?
  • 自分にとっての幸せのモノサシは何ですか?
  • 将来こうなったらいいなという社会の在り方は?
     

まず一つ目のターニングポイントは、高校の時に絵を描いていた時に自分の可能性を見つけてくれた人が何人かいた、と語っておられました。やはり可能性を潰すのではなく、見つけてもらえるのは大きな励みになるのですね。その時は分からなくても、可能性を持ち続けたひとは花が咲くチャンスを捨てていないということかもしれません。
二つ目の幸せのモノサシは「子どもと一緒にいること」とおっしゃっていました。お子様はなにものにも代えがたい宝物のような存在なのですね。
三つ目将来、未来についてですが、これは暮らしの教室開催以来のビッグスケール。欧州にいると、結局争いの種は宗教。宗教で戦争が起こるそうです。日本のように、宗教も多種多様で共存している国もあるのだから、そこの価値観の違いから争う必要はないと伝えたいそうです。
ウィーンは周囲を国に囲まれている国なので、ある意味海に囲まれた日本とは真逆の環境と言えるかもしれません。そういった違いを発見できることは楽しいことかもしれませんが、一歩間違えると見解の相違で戦争が起こってしまう、緊張感のある生活でもあるのかもしれません。伊藤さんだからこそ言える、世界規模での平和への想いです。

 
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伊藤 (Mihels )(照明デザイナー、インテリアコンサルタント

https://www.ito-megumi.comProfile
ドイツ、シュトゥットガルト生まれ 

スイスに移住。 小さい時から高校卒業まで鎌倉で育つ。 1991年にウィーン応用美術大学でテキスタイル ファッションを学ぶ為に留学。1997年からスタン ドランプを作ったのがきっかけで照明デザインの世界に入り、今現在ウィーンの名門ホテルザッハー をはじめとしたホテルやレストラン、カフェ、オフィスなどやプライベートの家の照明も手掛ける。 一つ一つがその場所にあったユニークな一点ものばかり。 優しく自己主張しすぎないそれでいて存在感のある、周りと調和の取れている照明作りを目指 してきた。
NHK
ニュース JALの雑誌 ジャパンタイムズなどにも取り上げられている。 
 
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村石(え)

2019年2月21日木曜日

照明デザイナー伊藤恵さんの、ランプシェードを作るワークショップ レポート

先週土曜日の暮らしの教室では、照明デザイナー伊藤恵さんにトークショーでお話しいただき、その前後でランプシェードを作るワークショップも開催して頂きました。



ワークショップは、まず生地選びから。
たくさんの素敵な生地をお持ちいただき、柄がある場合はその柄の配置によっても光の具合ややランプシェード自体の雰囲気が変わります。



みなさんとても悩まれていましたが、とても楽しそうでした♪



後は様々なパーツや配線を組み立てて行きます。
照明は、その人の生活を左右するとても重要なインテリア。
照明の具合によっては、睡眠の質が全然違うというお話しも講義でされていました。






午前の部の参加者の方の作品を撮らせていただきました!
皆さんの選択された記事もとても素敵で、照明もさすが、光が上下に美しく伸びて、本当に素敵なランプシェードが完成していました。

午後の部は、なんと10名以上のご参加があったので、お写真は控えさせていただきました。

伊藤さん、ご参加頂きました皆様、お忙しい中本当にありがとうございました!

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staff村石(わ)

2019年2月12日火曜日

2月16日(土)~照明デザイナー伊藤恵さんの光の足跡~ 灯から見えるヨーロッパと日本の暮らし


今回の暮らしの教室の講師はウィーンを拠点に活躍されている照明デザイナーの伊藤恵さんです。 今では照明デザイナーとして、ヨーロッパ各地からオファーが舞い込んでくる恵さんですが、その道のりは決して 平たんなものではありませんでした。もともとモノづくりが好きだった恵さんがなぜ照明デザイナーという道を選 んだのか?今のキャリアになるまでの足跡を辿ります。





ヨーロッパの文化にとって、照明()とは快適な暮らしをする上で重要なものです。灯を通して感じる日本人とヨー ロッパ人の気質の違い、食生活や時間の使い方の違い、ヨーロッパの暮らしの中でアーティスト(照明デザイナー) して生きること、さらに母として生きることなど、恵さんならではの様々な視点から幸せのモノサシとは何か?をお 話いただきます。 今回は、ランプシェードを作るワークショップも開催いたします。是非合わせてのご参加お待ちしております。 






伊藤 (Mihels )(照明デザイナー、インテリアコンサルタント

https://www.ito-megumi.com
Profile
ドイツ、シュトゥットガルト生まれ 

スイスに移住。 小さい時から高校卒業まで鎌倉で育つ。 1991年にウィーン応用美術大学でテキスタイル ファッションを学ぶ為に留学。1997年からスタン ドランプを作ったのがきっかけで照明デザインの世界に入り、今現在ウィーンの名門ホテルザッハー をはじめとしたホテルやレストラン、カフェ、オフィスなどやプライベートの家の照明も手掛ける。 一つ一つがその場所にあったユニークな一点ものばかり。 優しく自己主張しすぎないそれでいて存在感のある、周りと調和の取れている照明作りを目指 してきた。
NHK
ニュース JALの雑誌 ジャパンタイムズなどにも取り上げられている。 


【タイムテーブル】


1回目「ランプシェードを作るワークショップ」:10:00~12:00
トークショー:13:00~14:30
2回目「ランプシェードを作るワークショップ」:15:00~17:00

【講 師】伊藤 (照明デザイナー・インテリアコンサルタント)

【参加費】(1)トークショーのみ 1,500 2)ワークショップのみ 15,000 3)ワークショップ+トークショー 16,500 
参加ご希望の方は、上記記載の参加内容(番号)のいずれかをお選び下さい。 
ワークショップをお申込みの際は、ご希望の時間と参加人数をお知らせ下さい。

【定 員】30 定員に達し次第締切らせていただきます。 
ぜひぜひ、トークショー・ワークショップ共にご参加をお待ちしております!
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください。

お申込みはokeba gallery&shopまで
mail:okeba@kumazawa.jp
tel:0467-50-0252 ※営業時間外のお申し込みはmailにてお願い致します。
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staff村石(わ)



2019年2月9日土曜日

「遊牧民の手しごと展」


 
 

 2019年2月16日~2月27日までイランの遊牧民の手によるキリムとギャベの、展示即売会が開かれます。
 
 
毎年大きな絨毯がokeba galleryの壁を覆います。
 

その大きさにも圧巻なのですが、遊牧民の願いや祈りが込められた紋様は、母から娘へと受け継がれ、悠久の刻を刻んでいます。その刻が形になって私たちを包み込むようです。
 
 
その手仕事は独特なアニミズムというよりは、人間の根源的な願いを黙々と紡ぐ作業です。
 

文様の意味や世界観をこの作品を取り扱っているサミットさんに是非聞いてみてください。
文様の組み合わせや色などはひとつひとつ違うので、珍しいものや自分の感覚とリンクするものなど、同じものがひとつとして無いことも魅力のひとつです。


 
イランのお母さんたちが編んだひとつひとつ違うあったかウール靴下も
編んだ方の想いや人柄が表れているようで、迷ってしまいます。
 
 
クッションカバーも暖かく、夏は涼しい。柄の取り合わせでシックにもワイルドにも。
 
 
40×60サイズのギャベは玄関マットや、足元に。
お部屋のポイントにもなります。
 
厳選されたギャベ、キリム、そしてアウトレットのギャベやイランガラス、バックも限定数でお持ちいただけるそうです。
 
 
 
遊牧民の奏でる宇宙を是非体感しにいらしてください。
 
 
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「遊牧民の手しごと展」
 
2019年2月16日(土)~2月27日(水)
定休日2月19日(火)
平日11:00‐17:00 土祝日11:00-18:00(最終日15:00)
 
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村石(え)