スキップしてメイン コンテンツに移動

2月17日(水)から加藤亜希子・赤平千津子「うつわと野の草花たち」を開催します。

加藤亜希子・赤平千津子「うつわと野の草花たち」が、2月17日(水)よりスタートします。



優しいフォルムや色使いが特徴的な加藤亜希子さんのうつわと、自然のあるがままの形を組み合わせて制作された赤平千津子さんの草花のリース、ブーケ、ガーランドなどが並びます。



加藤さんの器は、手描きのカラフルな色合いの器、ベーシックカラーのシリーズ、

彫ったテクスチャが面白いほりほりシリーズなど、okebaでは好評をいただいています。

他に見たことない斬新な手法や、愛らしさに加藤さんしかつくれない個性を楽しめる。

そして、全ての作品からどこかほっとする安らぎやあたたかみを感じます。

作品ひとつひとつから加藤さんのものづくりへの真摯な眼差しを感じて、大切にしたくなる、そんな器だと思います。

 



今回は、手びねり(電動ろくろを使わずひたすら手指で形を作る技法)で作品を作っていただきました。

そんなうつわが多く登場予定です。

手間も時間もたくさんかかる技法ですが、楽しく作りましたので手触りなども楽しんでいただけたら嬉しいです。とおっしゃられていました。




赤平千津子さんは、人の手では作れない魅力を自然から感じ、出来るだけ手を入れすぎず

あるがままの自然の素敵さを表現したいという想いから、自ら野山を歩き採取した草花から作品つくりをされています。


自然を日々の暮らしの中に取り込みやすいように形をまるめてリースに、

ひとつに束ねてスワッグに、、、作るというより自然を運ぶ、というイメージで制作されているそう。

植物も人も同じ生き物、植物の命を最後まで活かしてあげたいという想いなど

自然に対するリスペクトや人間との共存を大切にされている点は、どこか加藤さんの柔らかであたたかな目線と通ずるものを感じました。





今回は人気のリースやスワッグはじめ、今まであまり作ったことのない壁飾りなどスケールの大きな作品にも挑戦してくださり、okebaの壁に自然を運んでくださいます。


<加藤亜希子さんより>

目に見えない伝染病がはびこる中での展示ということで、開催決定を迷ったりもしましたが、この社会の一員として、自分に出来ることで何か貢献できればという思いでいます。

楽しい気持ちを持ち帰ってもらえるような展示にしたいと思います。もちろんお越しになれない状況の方もいらっしゃると思いますが、また出歩いたり集まったりできる時は来ますので、その時はぜひいらしてください。


<赤平千津子さんより>

このコロナ禍で外出もままならない状況ですが、足元に目をやれば、厳しい自然の中で健気に誰に見られるわけでもなく、生き生きと育つ草花の美しさに気が付くのではないかと思います。


 

お二人の作品の相性の良さはお写真からも、十分伝わると思います。

お気に入りの器で食事をゆっくり楽しむ時間や、お皿にどんなお料理盛るか、草花をどう飾るかを考える時間、そして道端の草花に目をむける時間、、日常が豊かになる、そんな慈しみの時間を気づかせてくれるお2人の作品たち。

あたたかな気持ちにさせてくれる空間を、是非お楽しみに。

___________________________

加藤亜希子・赤平千津子 うつわと野の草花たち

会期:2021年2月17日(水)- 28日(日)

 営業時間:11:00~17:00

会期中無休 最終日~16:00まで

 ___________________________

 

staff 渡邊