「繋ぎゆくかたち」
おくでまゆこ/半澤環
2025年8月16日(土)~9月1日(月)
11:00-17:00
8/19(火)・8/26(火)店休
最終日1(月)は16:00迄
柿渋染の洋服や小物を、できるだけ環境や身体に優しい素材でご制作されているmunicoさん。やさしさと強さを併せ持つ作品は、その母性や女性性といった人柄が現れています。
作品は染めては日に当てを繰り返しながら制作され、個性も出しながら日常にどんどんお使いいただけるようなデザインでセンスと使い勝手を兼ね備えたものばかりです。
20代前半に旅をはじめ、僻地の村を訪れ伝統的な手工芸・アートに出会い、そこでものづくりをする空気に魅了され、そうした伝統を伝えながらトライバルインスピレーションのタトゥーの施術やモノづくりを行うtane・半澤環さん。
メキシコで銀細工を学び、アルゼンチン、タイ、インドネシアなどの国に住み地元の先住民や職人達の知識に影響を受け、彼らと共にものづくりをされています。
時には効率の良いマシンや現代の技術も使いますが、手でつくる、手で彫るという伝統的な方法をコンセプトに活動しています。
なくなりつつある民族のタトゥー、手工芸を求め旅も続けています。
そんな個性のあるお2人。okebaでは初の展示作家さんとなり、展示を重ねていただく作家さんの多いokebaでは、久しぶりの新しい作家さんの展示会となります。
そのため、まずは作品や活動がどんなものなのかをご覧いただきながら、その中でお2人が日々どんな道具を使ったり、どんな想いを抱いてモノづくりをされているのかということもご紹介できる展示となるように考えています。
染色やアクセサリーのご制作にご興味のある方はとても参考になるかもしれません。
もちろん、お洋服・鞄・服飾雑貨・アクセサリー・チャーム・画・等々のお2人の作品をたくさんお持ちいただき、実際に手に取りお試しいただきながら、お買い物していただけます。
古くから人々が伝承している技術や想いを元にものづくりされているという共通点もあり、違いもあるお2人のそれぞれの世界観を感じていただき、楽しんでご覧いただけたらと思います。
municoさん_________
日々の生活の中で「こんな普段使いの洋服や小物があったらいいな」と思ったデザインを出来るだけ自然に優しい生地と柿渋染めで形にしています。
柿渋染め特有の生地のはりや色の経年変化も楽しんで頂けると嬉しいです。
taneさん_________
服を纏う。ジュエリーを纏う。体に模様をを刻む。
どこに住んでいても、今も昔も、身体を飾る行為は魂を豊かにする。
民族にインスピレーションを受け全て手仕事で、伝統と進化を意識し日々アートと向き合っています。あまり知られていない民族タトゥーの魅力、民族の美意識を紹介できたらと思っています。