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3月19日より、木漆作家川合綾さんの「あつらえる しつらえる こしらえる」展 開催!

異国の空間をお楽しみいただきました「KIRIM/GABBEH」展、「Tagine」展から、
今度は日本の伝統である、漆・木工の展示が3月19日より始まります!
 
日本の伝統技術と言っても、今回のつくりては若い女性の作家さんです。

大学を卒業後、宮崎県の木工作家さんに3年間従事し、その後石川県能登の
「漆芸研究所」を出た川合綾さんは、分業化されている漆の作家さんには珍しく、
木の作業もこなします。
家具製作も出来るので、大きなものから、食器やカトラリーのような小物まで、
作品のレパトリーも様々。今回もどんなものが並ぶのか、スタッフもわくわくしています!

また、多様な技術と若い感性を生かしたアイディアのある楽しい作品が多い彼女の
初めての個展ということで、ご本人もとても意気込んでいる今回の展示。

例えば、DMの写真の鳥のオブジェのようなものは、実は鳥の部分を取り外して
バターナイフになるのです!磁石でポンと写真の状態に戻して、普段はオブジェと
しても楽しんでいただけます。

下の写真は山吹草の小皿。小花を散らしたかのような小皿はこれからの季節にもぴったりです。

 
木のあたたかさが伝わるこちらの家々はその名も『連なる家』。実際はこの家々の屋根には色が塗られるのだとか!このままでも素敵な街並みですが色の付いた屋根が連なるとより、ここに住む人々の物語を楽しく想像できそうです。
 

初春にカジュアルな漆のアイテムを生活にプラスして、新しい季節を迎える準備をしてはいかがでしょうか。
お待ちしております♪

◆木漆作家 川合綾 個展
「あつらえる しつらえる こしらえる」
会期:2015 年3 月19 日(木) ~ 3 月31 日(火)
平日:11:00~17:00 
土日祝11:00~18:00
最終日:-17:00会期中無休
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◆川合 綾大学在学中に小田原の漆作家さんの所にて、漆と、その生活にふれ、魅力を感じ、ものをつくる仕事を志す。卒業後、 静岡市クラフトマンサポート事業を活用し、木工の基礎を学ぶ。その後は、 宮崎で木工の実務を経験したのち、石川県立輪島漆芸技術研修所素地科で漆芸を学ぶ。現在は 地元静岡に戻り、設立した「木とうるしの工房 つくりて」にて製作を行っています。
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staff 村石