「 consommé 〜青への憧憬〜 」 伊東正明/四宮浩司 2025年10月1日(水)~10月13日(月・祝) 11:00-17:00 10/7(火)店休 consommé 〜青への憧憬〜 伊東正明 × 四宮浩司 二人展 それぞれの作り手が、 すくい取った小さな景色。 湯河原の土と釉が生む やわらかな薄水色の器。 三島の川辺から生まれた 青を湛えた抽象と蒐集のかけら。 必要なものだけが そっと浮かぶ澄んだ空間に、 ふたつの表現が静かに交わります。 consommé 。 ごゆっくり、どうぞ。 毎年展示をお願いしている、okebaではお馴染みの陶芸家・伊東正明さんの展示企画に、今回はなんと画家であり、カフェレストランオーナーであり、ギャラリーオーナーでもある四宮浩司さんにご参加いただきます。 静岡県三島市の源兵衛川沿いに、「dilettante cafe(ディレッタントカフェ)」というカフェレストラン・「waltz.(ワルツ)」というギャラリーを運営される四宮さん。その場所に寄り添うお店作りから、お料理、音楽会やアーティストとしての表現まで、「場」や「時間」そのものを作り出す総合的なプロデュースをされています。 今展では、「場」そのものを表現とし、その中に「個」としての総合的な用と美を兼ね備えた器を作り出す伊東さんの作品を落とし込み、その場所・展示そのものを一つの作品とすることを試みます。 ディレッタントカフェでは、店主の四宮さんがご自身で設えた空間でおもてなしをしたいという想いがあり、店内の装飾や什器、食器のセレクトもご自身でされています。 その空間づくりは、一歩踏み入れるとまるで異世界へ訪れたようなノスタルジックな空間で、他では類を見ない世界観があり、多くの人を惹きつけています。 そして、伊東正明さんのokebaでも大変人気の高い器は、ディレッタントカフェでも採用されており、お店のお料理やカフェのメニューをを引き立てています。 そんなお互いの表現にに敬意を持つお2人にはもう一つの共通点が。 それがお2人の作品に使われる「青」というカラー。 伊東さんの器の代表作である「みかん灰の器」は、灰が焼くことで生まれるガラス質の薄水色が特徴の器。 また、四宮さんが表現される抽象画や作品の表現は、三島の川辺から生まれ...