スキップしてメイン コンテンツに移動

2026.1.7 - 1.19 lag lag__「ラグをつくる」



 「ラグをつくる」 

 lag lag__

2026年1月7日(水)~1月19日(月)

11:00-17:00

1/13(火)お休み


オックスフォードパンチニードルという道具に惚れ込み、自らの制作のみならず、ワークショップや道具の販売など精力的に取り組むlaglag__さん。okebaでは初めての展示となります。





日常の中に。生活の中に。ラグの優しい質感、暖かみを身近に感じられるような作品を制作されています。




また、オックスフォードパンチニードルという一般では販売できない道具の公式販売元でもあり、講師としても活動されるlaglag__さん。現在までに数百名のお客様へフックドラグ・パンチニードルを教えてこられたそうです。



パンチニードルは、老若男女問わず、幅広い世代の方に楽しんでいただけ、それぞれのデザイン性、個性を無限の表現することができ、無心で没頭できる制作時間はとても静かで、様々なものをもたらしてくれるとお話しされます。





そんな、色遣いや個性が目を引くlaglag__さんのパンチニードル作品。
テキスタイル風のデザインとシックな色の組み合わせが魅力です。シンプルな大人の装いや、落ち着いたインテリアにもぴったりのものばかりです。




ラグの制作は、図案と色選びによって作風が大きく出る、毛糸で描く絵のようなもの。ふわふわとしたその質感も肌触りや見る時の印象を和ませてくれます。lagulaguさんの作品は、敷いて使うのは勿論、飾っても楽しめるものを目指し、実用性と鑑賞を兼ね備えています。




パンチニードルで作るといえば、ラグを思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、ご制作や技術に経験値も高いlaglag__さん。今展では、ここ数年でご制作をスタートされた革にラグを施らったバッグもご用意いただき、アクセサリーなども多数ご用意いただく予定ですので、幅広く楽しめるアイテムをご覧いただけます。



laglag__さんの作品は、【ラグのある暮らし】と【身につけるラグ】の二通りのテーマ作品に分かれるのだそうです。
【ラグのある暮らし】作品では、カップやポット敷、鍋敷きなどが作品のメインとなります。こちらは、テーブルウェア、タペストリー装飾としてもご使用いただけるものとなっています。



【身につけるラグ】では、ブローチ、バングル、バッグなどの身につけて持ち歩けるアイテムを提案してくださいます。バッグなどの革とラグを合わせた作品は、okebaの展示をされるにあたり、考案してくださり、近年ご制作が開始した、まだ目新しい作品ですので楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?




今展に向け、一つ一つがとても時間と手のかかるラグ作品ですが、大変たくさんのアイテムを考案しご用意いただいておりますので、ぜひlaglagu__さんのファンの方は勿論、いつかは実際に作品を見てみたいと思われていた方など、ぜひご来店ください。

様々なラグ作品をご用意してお待ちしております。







laglag__さんより_________

作品制作をはじめたのは2014年。フックドラグの技術で小さなラグ制作を始めました。

最初につくったのは娘のヘアゴム。想像以上の反応にとても嬉しくなったのを今も覚えています。

その後2017Oxford社の道具と出逢い、作品の幅がより広がっていきました。 

当時はパンチニードルと検索しても何も情報もなく、手探りで制作を開始しました。

日本未発売だったOxfordパンチニードルの販売許可を2019年取得し、現在も日本の公式販売元は4名のみとなり、一般の店舗では手に入らない道具になっています。


2019年、20232度バーモント州へ。Amy Oxford氏より直接指導をいただき

制作技術を学び、Oxford社のインストラクターとなりました。

現地の小学校では授業のカリキュラムとしてラグを制作したり、90歳のご高齢の方もパンチニードルを親しまれる姿を拝見し、長く愛されてきた手工芸の文化を感じました。


今回の展示ではラグ×革」の作品から日常に使うラグアイテムまでさまざまな作品をご覧いただけます。

玄関ラグからブローチまで大小さまざまな作品を制作しています。

素材にこだわりウール、アルパカ、原毛や藍染めなどを使用しています。

 ラグの仕立てはOxford社で学んだ伝統的なラグの仕立て方で一針ずつ丁寧に仕上げています。代表作であるhouseデザインの椅子敷きは2019年に訪れたバーモント州の美しい街並みからイメージをして生まれた作品です。




 ラグと異素材を合わせたい。との想いから手縫いの革工芸を学び、2022年からラグと革を合わせた作品をご提案しています。

異素材を合わせたいと想ったきっかけは、okeba galleryさんの雰囲気にあう作品をイメージしたことがはじまりでした。

ラグの優しい質感と革のハードな質感を合わせたいと思い至りました。



様々なアイテムのご提案の中で、ラグの優しい質感を感じていただけたらと思います。



【プロフィール】

2014年フックドラグ制作開始。

2017Oxford社のニードルで制作開始。

2019年米バーモント州へ。

Oxford社代表エイミーオックスフォード氏に直接指導を受け、Oxford社公式販売元に。

2020年「laglagオックスフォードパンチニードル認定講師」育成講座開講。

同年5月著書『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』(日本文芸社)

2022年「ラグ制作室」西八王子に教室開講

2023年再び渡米、Oxford社インストラクター資格取得。

2025年ヴォーグ学園東京校短期講師。